2014年11月28日 [Default]
介護に活用できるアロマテラピー@
アロマテラピーは古来からの民間療法のひとつで
特別のものではありません
アロマテラピーとはアロマ(芳香)テラピー(療法)
植物の香りやさまざまな働きの力をかりて
心や身体のトラブルを穏やかに回復し
健康増進や美容に役立てていこうとする自然療法です。
もちろん、介護の日常にも活用することが可能です。
介護にアロマテラピーを使用する前に
知っておいて欲しい心構えとして
介護度によって対応がことなります…
基本は人との会話や肌に触れてあげる事が一番の喜びにつながります
香りには…心理状態、特に不安や、うつ症状の精神的改善、
疼痛などの身体的症状の改善など
<香りが脳を刺激して発生する作用>
香りは脳幹にダイレクトに届く
(脳幹は人間の生命活動をコントロール)
(視床下部)
・自律神経系の調整
・内分泌系の調整
・免疫系の調整
香りの分子は電気信号で脳幹にダイレクトに届くことで
・認知機能の向上
・感情、情動行動の調整
・体質改善のサポート
・疼痛緩和
<精油の吸収経路と作用>
1、鼻から大脳または肺・血液に流れるルート
2、肌から血管・リンパに流れるルート
精油の吸収経路
液体の状態で吸収
経口投与(精油を飲む)
経皮吸収(精油を塗布する等)
気体の状態で吸収
吸入(ディフューザーなどで)
鼻が匂わない人には直接肌に塗布するなどの経皮吸収を試します。
嗅覚細胞は、唯一再生される細胞なので、嗅覚が働いていいない人も
変化がおきることがあります。
また香りは古い記憶や体験・感情などをよびさますことがおきます。
かなり脳に刺激が与えられます。
皮膚に精油などを塗布できない、触れることができない状態や
精油が苦手な人には、自分が精油をつけてその香りを間接的に
香ってもらうことから慣れてもらうことができます。
精油の成分は吸収されると最終的に血液へと入っていきます。
【 認知症予防にお勧めのエッセンシャルオイル 】
認知症が改善し、認知症予備軍は正常に戻る
認知症予防法がアロマテラピーで誰でも家でできます。
(午前中に利用するよう推奨されたオイル)
ローズマリー
代わりになるオイル
※ユーカリラディアタ、ユーカリブルー、ユーカリグロブルズ+マートル
レモン
代わりになるオイル
※グレープフルーツ、レモングラス
ブレンド……ワイエルクラリティーを使うとよいです。
(夜に利用するよう推奨されたオイル)
ラベンダー
代わりになるオイル
※ベルガモット
オレンジ
代わりになるオイル
※タンジェリン
ブレンド……ピースアンドカーミング YLチャイルド
【 Touching therapapy 】 手当法
心と身体の様々な辛い症状を直接触れることによって癒す方法です。
脳と皮膚は関連し合っているので、直接、他の人に肌をふれてもらうだけでも
大きな癒しが心身におこります。
そのメカニズムは
精子と卵子が受精すると、その受精卵するとが細胞分裂(卵割)を始めます
分裂した細胞が器官や組織を形作るために内胚葉、中胚葉、外胚葉という形に
変化します。
内胚葉
消化器官・呼吸器系などに変化
中胚葉
筋肉・骨格・循環器系・皮膚(真皮)などに変化
外胚葉
脳・神経系統・皮膚(表皮)などに変化
脳と皮膚は互いに関連しあっている